研究内容
本研究室では、身体活動、運動、スポーツ、生活習慣をキーワードに、 細胞から集団まで各研究テーマに応じた幅広い領域の知識や技術を駆使して、競技力も含めた身体能力の向上や健康に関わるさまざまな問題解決をはかっています。
現在の重点テーマは以下の通りです。
骨格筋の生物学
- 1)筋サテライト細胞に焦点を当てた骨格筋適応メカニズムの解明
- 2)低酸素下における骨格筋適応メカニズムの解明
- 3)骨格筋と消化管のクロストーク
- 4)骨格筋損傷後の再生メカニズムの解明
疫学 子どもから高齢者までの健康阻害因子の探索
- 1)中年勤労者におけるメタボリックシンドロームおよびサルコペニア(加齢性筋肉減弱症)に関わる危険因子の特定 (仙台卸商研究)
- 2)子ども(10~14才)におけるスポーツ障害に関わる危険因子の特定
- 3)高齢者を対象とした死亡やサルコペニアに関わる危険因子の特定(鶴ヶ谷プロジェクト)
- 4)ミクロビオームと生活習慣と健康
生理学・バイオメカニクス
- 1)さりげないセンシング有訴症状の特定(COI Stream)
- 2)スポーツにおける技術習得に関する研究
- 3)加齢に伴う歩行様式の変化とそれに寄与する生体力学的要因の解明
などです。まだ他にもありますが、興味のある方は是非問い合わせてください。
本研究室では、一人一人が自分のテーマを持ち、様々な研究方法を用いてその解決に挑戦しています。
大学院生の出身学部も、医学部、工学部、教育学部、理学部、農学部、保健学部、文学部、教養学部、体育学部など多彩です。 理学療法士、作業療法士、保健師、トレーナーや体育科教員など社会人の学生も、また中国や韓国などの留学生もおります。
われわれは様々な背景を持つきわめて多様な集団ですが、それぞれの得意なところを生かして日夜、われわれの身近にある問題解決の努力をしています。
関心のある方は是非仲間に加わって下さい。大学院入学を希望される方は是非一度お話をしましょう。